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X day

 

10年来の友人は絵を描く人で、

先週末はその友人にくっついて、名古屋市内の個展会場へ行ってきた。

土曜の夜はクロージングパーティー。

たくさんの人に囲まれて、いつもよりふわふわした感じの彼女。

よく見ると、床から5センチくらい浮いていた。

 

 

お疲れさん。 

搬出は無事、終わりましたか。

      

 

 

 

パーティーの前には、アコーディオンのライブもあった。

生音は久しぶり。

アコーディオンは呼吸している。そんなふうに感じる楽器だ。

両手の指がバラバラに動いて、複雑な和音を奏でる。

いったいどうなってるの?

ピアノのように、目で音を追うことができなくって、

見ていると、とても不思議な感じがする。

 

 

アコーディオン弾きの彼女は、ときに空へ舞うように、ときに深く潜るように歌い上げる。

ゲストの4人はリコーダー。

アコーディオンと笛の音と、その上に、彼女のまっすぐな声が重なる。

異国の言葉をうたっている。

サーカスのうた、街角のうた、愛のうた・・・。

日本語でさえ異国の響きがするから、不思議だなあ。

 

 

穴蔵の酒場のように見えるここは、実は名古屋の街中の喫茶店。 

窓から差し込む陽の光が外の時間を運んでくる。

壁に飾られた絵は森がテーマだったのだけど、

昼から夜へと移り変わる時間の中で、同じ絵がまるで違って見えた。

 

闇が深まるにつれて、ざわめく森の木々。

月の光も強くなった。

青い絵。

今まで見た青で、いちばん好きかもしれない。

 

 

同じ屋根の下に暮らしたあの頃から、もう10年経つんだね。

あなたの絵はどんどん変わっていく。

今の絵が、とても好きだよ。

 

もう一人の10年来の友人とは、パーティーの間中、話し込んでいた。

たまにしか会わないけれど、近くに感じる人。

自分を隠す必要のない友だち。

3人暮らしだった頃の3人が、集まって話ができた。

これもあなたのおかげだねえ。

 

あのさ、お金ができたらさ、

本当にあの絵、欲しいんだけど。

もし、これを読んでいたらね。

 


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toro

いいお友達をお持ちで羨ましいです。こんなお付き合いはいいですね~。
何十年来の友達と疎遠になってから、もう何年が経つかなあ、なんて
思いを馳せてしまいました。
アコーディオン、、、郷愁を誘うという感じでしょうか。耳に心地よさそうです。
by toro (2007-03-01 10:24) 

むらさき

良いですねぇ
素敵なお友達もパーティーも・・・
こんな空間に身をおいてみたいものです。
70年代のうたごえ喫茶を思い出してしまいました
by むらさき (2007-03-01 11:22) 

タックン

若い日にいっしょに暮らした友人って、ホントに不思議ですね。
狭いアパートで、ごろごろ週刊誌なんかばかり読んいたのに、
深いところでつながっているような・・・何十年が過ぎても隣にいるような。
お互いに全く知らない生活をしているのにね。
アコーディオンとリコーダーのライブ、いい感じですね、聞いてみたいです。
by タックン (2007-03-01 21:24) 

本当に、いい友達が居ますね。
何年も会っていなくても、すぐにあの頃に返れる。
同じ時間を過ごし、理解し合える友達は、宝物です。
大事にしたいです。
コンサートもなんだか、演奏される音が、わくわくしそうです。
私の友達もほんとに10年位前から遅咲きのアコーディオンを始めて、毎日毎日飽きずに練習し、今じゃ、なかなか、たいしたもんになっています。
努力家だったのですね~。ホント、驚いちゃったの。間近で見ると、ボタンだのなんだの複雑そうながいっぱいついていて・・・すごく面白い楽器だな~って思いました。私には無理だ~って思っちゃった。
by (2007-03-02 00:03) 

こーさん

toroさん、
幼なじみも学生時代の友だちも、遠く離れてなかなか会えぬまま、最近では年賀状や手紙のみのつきあいだったりします。
そんな中、近くに友人がいるというのはありがたいです。そばにいると思うだけで、心強い。いざ、というときに顔を見て話せるからねー。
自分とは全く違う世界に生きているのに、でもつながっています。不思議です。
アコーディオンの音色、仲間が三々五々集ったあの場所にぴったりな感じでした。パリの曲をたくさん弾いてくれましたが、私が好きなのは「美しき天然」(笑)。ちんどんソングです。


むらさきさん、
うたごえ喫茶!
そうそう、そんな感じで、私も説明したんですが、まわりは誰一人わかってくれませんでした・・・。
90年代ですが銀座にそんな場所があり、何度か行ったことがあります。
歌集を見ながら、食べて飲んで歌いました。楽しかったなあ。


タックンさん、
そうなんですよね。
タックンさんも、同居人がいたんですか?
彼女たちとは仕事の関係で、一軒家の別々の部屋ですが3人暮らししていました。
いつか年老いたときに、もしもお互いに一人身だったら、また一緒に暮らしてもいいなあ~と思えるような友だちです(私だけか?)。そしたら、毎日絵を見ることができるしなあ。
「隣にいる」、まさにそんな感じです。
ライブも手づくりな感じでよかったですよ。


こぎんさん、
友だちは宝ですね~~。
ある意味、身内よりも自分をよく知ってくれている存在だと思います。
はい、大事にしたいです。
アコーディオンの生音は、久しぶりに聴きましたがよかったです。前回聴いたのは、チンドン屋の演奏のときかな。
あの楽器は不思議ですねえ。果敢に挑戦してモノになさったお友だちの方に敬意を表します^^ きっと楽しくてたまらなかったんでしょう。アコーディオンと素敵な出合いをされたんですね。
こぎんさんの演奏も聴いてみたいでーす!
by こーさん (2007-03-05 11:19) 

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